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東芝のメモリーカードとリチウム電池

Toshiba to Launch 16GB mocro SDHC following Super Charge Lithium Ion Battery  東芝が新型リチウムイオン二次電池量産に続き16GBマイクロメモリーカード発売(2008-11-28発表)
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
Sub Site http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog ニフティの業務展開
Hub Site http://sanaripatent.blogspot.com/ APEC、WTOについて二階経済産業大臣応答

 IT利用の高度化に伴ってメモリーカードの容量拡大がユーザーの重要な要求となるが、東芝は本日、国内メーカーとしては初めて、マイクロサイズで最大容量の16GBmicroSDHCメモリーカードを来年1月から、国内外で発売すると発表した。メガビクセルカメラ、ワンセグなどのアプリケーション側の大容量ニーズに応える。アダプタ使用によりSDHCに対応したスロットを搭載したデジタルスチールカメラや、DVCなどの機器にも使用可能である。
 また、SDHCメモリーカードは、データ転送速度クラス6の超高速タイプで、デジタルスチルカメラの連写モードやDVCなどでの動画撮影に対応し、最近の高画素カメラ撮影や動画保存の必要を充足する。

SANARI PATENT所見
 東芝は既に本年4月から、新型リチウムイオン二次電池の量産体制に入ったが、その特徴は、
(1)負極の主要材料として、熱的安定度の高いチタン酸リチウムを、従来の黒鉛等に代えて用いることにより、電池への入力エネルギー量の著増に対処して、安全性を大幅に向上したこと
(2)物理的圧力による電池内部強制短絡においても、温度上昇が緩やかであること
(3)充放電による劣化が著減し、極めて高寿命であること
(4)従って、廃棄による環境負荷を著減すること
 などである。
 東芝の上記2新製品は、グローバルな先端需要にに対して、極めて時宜に適するものとSANARI PATENTは考える。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
メモリーカード、東芝、Lithium Ion Battery

# by sanaripat | 2008-11-26 16:46  

日本ヤフーと米国ヤフー 

「米国ヤフー再建」のasahi.com(2008-11-20)報道、「日本ヤフー最高益」の会社四季報(2008-11)
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Hub Site http://sanaripatent.blogspot.com/ 経済産業省が標準化シンポ

 ヤフー Japan、ヤフー USA、いずれのHPのTop Pageもユーザーの関心Siteに直結する極めて親切なデザインであるし、検索も、ヤフーUSAでSANARI PATENTと入力すると、全て英文表示で「1-10 of 22,7000 for SANARI PATENT(about)」(2008-11-21)が先ず示されるので、自作の適切な英訳に接する利益まで付帯する。

 その米国ヤフーについての標記報道内容(SANARI PATENT要約)は、
(1) 米国インターネット検索大手のヤフーが、業績回復への道筋がつかないまま、漂流している。Microsoftの態度も明確でない。
(2) 7=9月の純利益が前年同期比64%減の米国ヤフーにとって、最大の懸案は経営の早期立て直しだ。ところが、その柱にするはずの業界最大手Googleとのネット広告事業提携が破談になった。
(3) そこで急速に関心を集めたのがMicrosoftの動きで、米国Mediaによれば、そのヤフー買収の可能性も憶測されていた。
(4) 米国ヤフーの経営Topの決定後を見守ることとなる。

 一方、日本ヤフーについて野村証券・東洋経済の会社四季報は、「検索サイトを核に、広告とオークションが二本柱:日本最大のPortal」と特色づけ、「システムを刷新した検索連動好調:行動追跡型の表示広告は拡大:人員やシステム投資の増加をこなして連続最高益更新」と強調し、さらに、「Siteの内容に加え、閲覧者の属性や行動を分析して表示する新広告サービスを開始:中期で検索連動並みの売上高を狙う:ケータイ向けサービスの拡充を進める」と解説している。このケータイ関係記述については、日本ヤフーの株主構成においてソフトバンクが40.1%を占めることに留意すべきである。

 翻ってヤフーJapanのTop Pageの戻ると、「Apple Mark入りのリンゴ」が、「Apple on Apple」の見出しで生産者Blogとして掲載されるなど、Click直近のNewsが列記され、Science のトピックスとしては、「温室ガス削減が世界で
停滞」などの新着(2008-11-21:16-54)に及んでいる。

SANARI PATENT所見
 グローバルにGoogle検索システムが普及しているが、日本・中国・韓国等ではヤフー検索の利用度が高いようである。一般人に馴染み易いかと思われるのは、日本ヤフーに現れる女性美動画には「ポルノ」と題しながら、ブラジャーもショーツも決して外さない魅力女性の動態が、数秒の広告(極めて真面目な)の後に展示される画数、更新、多数である。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
ヤフー、Google、検索、ソフトバンク

# by sanaripat | 2008-11-21 18:35  

Public Comments For Open-Innovation

研究開発が経済成長に結び付く速度: 経済産業省が意見公募
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 国際経済の競争環境が益々厳しくなり、研究開発費を増額投入すれば競争力を強化できるという安易な考えが、全く通用しない情勢になった。研究開発がイノベーションに結び付く速度、すなわち、研究開発の効率を高めることが緊要課題となり、オープンイノベーションqがこの見地から再強調される事態になった。

 このため経済産業省(担当:産業技術環境局)は「オープンイノベーションを促進するための総合的な制度整備の方向性について」の案をまとめ、意見を公募している。提出期限は来月14日である。
 SANARI PATENTの感想としては、オープンイノベーションは業界においても予てから唱導されてきたところで、今次金融危機によってその必要性にどのような変化が生じたのかの究明が課題であるべきである。

 先ずその内容(SANARI PATENT要約)を見る。

(1) 世界金融危機のピンチを、われわれはチャンスに変え、新たな成長への道を開拓しなければならない。研究開発を一層強化し、革新的技術によって困難を克服する必要がある。
(2) わが国企業は、自社が強みを持つコア技術に研究開発資源を選択・集中して、その深化・融合により競争優位を確保しようとしてきた。この結果、多くの企業では顧客ニーズに迅速・的確に対応するため、必要ではあるが自社では保有しない技術について、外部に広く積極的に求めるオープンイノベーション型の技術戦略に転向している。
(3) オープンイノベーション型技術戦略の展開として、自社にない技術の収得・補完から、協働のシナジーによる価値創造に向けた動きが見られる。すなわち、無い技術を互いに補完する連携関係から、無い技術を共同して創造する連携関係への変化である。
(4) 研究開発が経済成長に結び付く度合を、研究開発投資額と、5年後の産業部門における付加価値総額の比率で見ると、わが国のみが急激に低下している。従って、研究開発における効率の向上が急務で、オープンイノベーション促進は、その有力な手段と考えられる。

SANARI PATENT所見
 金融危機は米国発で、欧米や新興国の不況・為替下落が著しい中においては、わが国の経済が上記(4)の「わが国のみが急激に低下」という様相ではないことも認識すべきである。しかし、金融危機対策の金融面が一段落すれば、実体経済の国際競争が激化する局面が全面に出現することは確実であり、研究開発の効率化は緊急の課題である。この場合、オープンイノベーションの協働企業として、外国企業の選択が課題として表面化する。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)
オープンイノベーション、金融危機、経済成長、研究開発金融危機

# by sanaripat | 2008-11-18 07:47  

APEC閣僚会議(2008-11-18)に二階経済産業大臣

 閣議(2008-11-14)後経済産業大臣記者会見での説明と応答
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 知財開発は科学技術の進歩のため、世界経済の変動に影響されることなく、真理の追求的に没頭すべきなのか、エネルギーや原材料資源の暴騰暴落の波長に対応して、社会経済の需要に即応すべきであるのか、いずれにせよ、動向の把握は必要である。標記会見内容(SANARI PATENT要約)は、

1.二階経済産業大臣から説明
1-1 明日の金融サミット
1-1-1今次金融サミット(2008-11-14~15)「金融・世界経済に関する首脳会議においては、麻生総理がイニシアティブをとって。世界危機克服の提案を行う。麻生総理がリーダーシップを取ることは、この時期において非常に大事なことである。
1-1-2 総理からの発言を通じて世界金融市場の安定化が図られ、実体経済の活性化につながることを強く期待する。
1-2 APEC閣僚会議など
1-2-1 私(二階経済産業大臣)も、国会のお許しが得られれば、来週火曜日のAPEC閣僚会議に出席する。今次首脳会合の結果も踏まえ、実体経済の活性化を図る必要性や、自由で開かれた貿易・投資体制の維持が極めて重要なので、このAPEC閣僚会議において、わが国のメッセージを強く発表し、同意を得たい。
1-2-2 国内においても、2次にわたる経済対策や、先般決定した新経済成長戦略を着実に実施する。
1-2-3 中小企業緊急保証の承諾実績は、昨日現在で204億円に達した。
1-2-4 カーボンフートプリントの暫定統一マークを決定した。

2.APEC閣僚会議における二階経済産業大臣
2-1 質疑: どのような呼びかけ、働きかけをするのか。
2-2 応答: 自由貿易、開かれた貿易投資体制を維持し発展させることの重要性を伝えたい(SANARI PATENT考察:「貿易投資」の「投資」が問題である。EUの投資規制強調と米国の投資円滑強調が不協和の段階にある)。
 わが国の新経済成長戦略の路線も伝え、また、日中韓閣僚とも協力関係を固める会談をする。

3.二次補正
3-1 質疑; 追加対策で30兆円の枠の影響はどうか。
3-2 応答: できるだけ早く、打てる手は打つようにしたい。
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金融サミット、二階経済産業大臣、APEC閣僚会議

# by sanaripat | 2008-11-15 07:40  

METI

ロボットの介護分野活躍 二階経済産業大臣が介護ロボット評価2008-11-11)
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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 昨日の経済産業大臣記者会見で、介護ロボットが高評価された。その他の事項を含めて二階大臣の説明内容(SANARI PATENT要約)は、

1.介護ロボットのデモンストレーションに参加したが、高齢者や患者に先ず体験、興味、関心を持ってもらうことが必要である。従って、医療その他、高校生も含めて、ロボットが果たす広汎な機能を認識し開発すべきである。
2.介護ロボットの現場を見ると、本当にここまで進んでいるのかと思うほどロボットの技術は進んでいる。それを加速するため、先ず2010年の上海万博があり、2012年には韓国麗水で韓国主催の万博がある。介護ロボットも展示する。
3.今月中旬、ペルーのリマでAPECの首脳会議・閣僚会議が開催される。金融危機の中での国際経済、WTOドーバラウンドの交渉の進展が議論される。2010年には、日本が議長国である。
4.上記3では、実体経済面での対応も重要で、とりわけ保護主義の台頭を防ぎ、自由で開かれた貿易・投資体制を維持・発展すべきであるという力強いメッセージを、アジア太平洋の首脳や閣僚から発出することができるよう、重要なチャンスと考える(SANARI PATENT考察: 各国の経済情勢が多様に変動するので、二階大臣のこの発言は極めて深い意味を持ち、チャンス形成・実現の外交工程を要するとSANARI PATENTは考える。米国Obama新大統領も、国内政治において、グローバリズムと共に先ず「アメリカ合衆国」を、世界市場競争よりもバランスを強調bのではないか)。
5.三洋電機とパナソニックとの業務資本提携については、2社ご縁の深い会社だから、お互いに何時の日かと思っていたかも知れない。ビッグビジネスが提携して国際競争に勝つという姿勢を評価し,良い結果を祈る。
(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.Com に送信下さい)
WTO、APEC、ロボット、介護、上海万博、二階経済産業大臣

# by sanaripat | 2008-11-12 09:05